【コラム】Google ChromeにおけるサードパーティーCookie廃止の方針転換…でも安心できない理由と対策

お知らせ

2024年7月22日、GoogleはGoogle ChromeにおけるサードパーティーCookie廃止の方針を転換すると発表しました。

https://privacysandbox.com/news/privacy-sandbox-update/?_fsi=M38iGccr

 

それでも脱Cookie施策の必要性は依然として変わっていません。 このコラムで理由について説明いたします。

 

Cookieとはそもそも、ユーザーがサイトを訪れた際、行動や入力された情報を一時的に保存する仕組みのことです。 こちらの記事でも少し触れましたが、 ユーザーのプライバシーに配慮するためGoogle はChromeでのサードパーティーCookie廃止を発表しており、2025年に予定されていました。

 

廃止が撤回されたので、サードパーティーCookieを活用した広告配信は当面は継続できます。 しかし、脱Cookieの広告施策が必要なのは変わりません。理由は以下の通りです。

 

日本ではiPhoneユーザーが多い

日本ではiPhoneユーザーが多いため、ページビューベースで見ると67%はiOSが占めています。iOSのサードパーティーCookie制限は引き続き厳しく、脱Cookieに向けたマーケティング手法を導入する必要があるのです。

 

参考:公正取引委員会「モバイルOS等に関する実態調査報告書 2023 年2月」p.27(PDFが開きます)

 

■モバイルインプレッションの増加

世界的にスマートフォン利用が増えていることも、Cookieに頼った広告手法を見直すべき大きな理由です。

 

■アドフラウド(広告詐欺)

日本ではアドフラウドの問題も深刻です。

例えば、米国のデジタル広告ソリューション企業IAS が発表しているメディア品質指標のグローバルレポート(2020年下期版)では、日本のメディア品質は世界最低レベルであると指摘しました。配信先が不透明な広告による重複コンバージョン問題など、配信手法や配信面の品質をめぐる課題は依然として残っています。

 

IASメディアクオリティ レポート2020年下半期版

 

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